息子や娘にITセキュリティについて教育するべきでしょうか?

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この記事は、ESETが運営するマルウェアやセキュリティに関する情報サイト
「We Live Security」の記事を基に、日本向けの解説を加えて編集したものです。

 

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お子さんがIT機器を利用する年齢になったら、ぜひともお子さんと一緒にセキュリティについて考えてください。そして、しっかりとした対策を取った上でIT機器を生かした暮らしをエンジョイしてほしいと願っています。

初めて父親や母親になった最初の数年間は、まるで「オズの魔法使い」に登場するドロシーが静かなセピア色の生活から全てが色とりどりの色彩豊かな世界に飛び込んだかのように、つむじ風に巻き込まれたかのごとくてんてこ舞いの体験をするものです。

それは楽しくすてきな時間です。しかしまた、さまざまな難題が待ち構えている時間でもあります。子供の安全を確保し、彼らを健康的で自信に満ちた、幸福な個人に育て上げるのは容易な仕事ではありません。

しかも、子供の安全についての考え方が変わってきている今日では、その難しさはなおさらです。もはや、家の中での危険や見知らぬ他人から加えられる危害といった「現実世界」で起こり得ることだけを心配していればいい、というわけにはいかなくなっています。

危険はオンライン上にも存在するのです。

まず、家のドアの鍵を掛けるのと同じように、自分のデバイスにもロックを掛けましょう。

映画に年齢制限を設けているように、インターネットの閲覧制限の設定をオンにしましょう。スマホやタブレットにはパスワードで保護をしておきましょう。

そして、決まりをつくりましょう。テレビと同じように、インターネットも利用時間を決めるべきです。

たくさんのことを言ってしまいましたが、一番言いたいことは……、

それは、現実世界に当てはまることはオンライン上にも当てはまる、ということです。そして、「どうして」とお子さんから聞かれたら、次のように答えてあげましょう。

もちろん、あなたの身を守るためですよ。けれども、何にも増して、こうしてしっかりとした対策を行うことは、あなたが自分で決めて自分で行動できるように、あなたに権限を与えるためなのです、と。

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