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OS起動前認証・暗号化ツール導入事例>中外テクノス株式会社
導入事例
中外テクノス株式会社
CompuSecにより社外持ち出しPCのハードディスクをすべて暗号化
概要
中外テクノス株式会社は、昭和28年に工業用・医療用放射線機器の修理と販売の会社としてスタートし、その後、ユーザーニーズの多様化に合わせて業務を拡張。「開発と保全、環境と産業のコーディネーター」として、主力となる環境事業の他、構造物エンジニアリング、計装情報、工業エンジニアリング、R&Dなどトータルに事業を展開している。そこで中外テクノスが、社内体制を強化するうえで、ここ数年、注力しているのが情報漏えい対策である。環境調査事業においては、大手製造業の工場で排水、排煙のデータを計測し、そのデータを持ち込みノートPCに格納する。顧客の信頼第一に長年事業を行ってきた同社は、この持ち込みPCで万が一紛失・盗難が生じたとしても、内部データが漏えいすることのないよう、CompuSec によるハードディスク全体の暗号化を実施することを決めた。
中外テクノス株式会社
総務本部 企画部
主務 桝田 章雄氏
中外テクノス株式会社
総務本部 企画部
主任 西田 菊恵氏
事例のポイント
お客さまが実現できたこと
  1. 社外持ち出しPCにおいて、盗難紛失が生じた場合でも、情報漏えいが発生しない体制を構築できた。

  2. 高速度、集中管理、低価格という3つの要件を満たした製品導入で、セキュリティの向上ができた。

  3. 取引先から見て安心感が持てるセキュリティ体制を、リーズナブルな価格で構築できた。
お客さまのご要望
  1. 計測した環境データが格納されている、社外持ち出しPCの情報漏えいを万全にしたい。

  2. 現場業務に負担をかけずPC操作ができ、管理性の高い運用ができるセキュリティ対策製品を導入したい。

  3. 社員の安心感と働きやすさを改善し、同時に取引先に対しても安心や信頼につなげたい。
導入前の課題と背景
-- 持ち出しPCのセキュリティ強化に本格的に取り組むようになった経緯をお聞かせください。
当社では、「技術部の社員が工場に出向き、計測機械を使って排水や排煙などの環境データを計測し、そのデータをPCに格納し、社内に持ち帰って解析する」という業務の流れが頻繁に発生します。この時、持ち出しPCには、各工場の環境対応状況に関する実際値のデータが格納されているため、情報漏えい対策には十分に対策を施さなければいけません。近年は、取引先の大手製造業などからも、持ち出しPCの管理状況について、十分なレベルに達しているかどうか説明を求められることも度々あります。社外持ち出しPCのセキュリティ確保は、中外テクノスにとって緊急の課題でした。
その後、さまざまなセキュリティ施策を検討した結果、「仮に分解されてハードディスクを取り出されても、データを解読されることがない」という点において、ハードディスクの全体暗号化が、最もセキュリティ強度が高いという結論に達しました。つづいて、いくつかのハードディスク暗号化製品をリストアップして相互比較を行いました。2008年1月頃のことです。
計測現場での作業風景
導入の必然性
-- ハードディスク暗号化製品を選定する際に、どんな要件を求めたのかをお聞かせください。

ハードディスク暗号化の製品に対しては、第一に「動作速度が速いこと」を求めました。ここでの動作速度とは、Windows上でファイルを読み書きする際の、暗号化・復号のスピードのことを指します。技術部員が取引先の工場などでノートPCを使う場合、その用途は「データの格納」のみであり、解析作業そのものは、会社で行います。この場合、ノートPCは「データ格納専用マシン」となり、中程度のスペックのマシンが多いのですが、そうしたマシンであっても、技術部員がストレスなくPCを使用できるよう、暗号化製品には軽さと速度が必要でした。

第二の要件としては、高い管理性を求めました。ここでの管理性とは、「社員が、勝手にアンインストールできない仕様であること」、「暗号化が施されたことが、本社で確認可能な仕様であること」などを指します。

第三に、価格がリーズナブルであることも重要な要件でした。セキュリティは重要な課題ですが、予算には限りがあるからです。費用対効果の高い製品であるこ とが求められました。

以上、3つの要件を基準にして各社の製品を比較したところ、キヤノンITソリューションズのCompuSecがこちらの求める要件を相対的に最も良く満たしていたので、これを採用して、全社展開しました。2008年3月のことです。

運用の工夫
-- CompuSecの社内展開はどのように行いましたか。
まず本社の方で試験マシンにインストールして事前検証し、インストール手順書を作成しました。その後のインストールそのものは各拠点のシステム担当社員が行いました。CDを配布する形式ではなく、ネットワーク上にインストールファイルと設定ファイルを設置し、そこにアクセスしてインストールする形式をとりました。インストール工程は、特に分岐的な手順もなく、「次へ、次へ」と進んでいけば良い形式であり、簡単でした。また、インストール時のハードディスク全体暗号化は、Windowsのバックグラウンドで行われるため、日常のパソコン作業を進めながらでも暗号化が可能であり便利でした。
取り組みの成果
-- CompuSec導入後の社員の反応はいかがですか。
かつては、持ち出しPCの盗難・紛失への備えは、現場社員の自覚にのみ頼っていました。しかしCompuSec導入後は、盗難・紛失が生じた際でも、情報漏えいが生じないことを会社の仕組みとして担保する体制が整い、社員の安心感と働きやすさが増しました。
また取引先に対しても、持ち出しPCの情報漏えい対策が完備していることが説明可能になりました。
計測現場での作業風景
将来の展望
-- 今後の取り組みについてお聞かせください。
CompuSecを導入して1年が経過しましたが、動作は安定しており満足しています。CompuSecには、今後ともさらなる機能進化を実現していただくことを期待いたします。具体的にはUSBメモリの自動暗号化、およびUSBメモリ内のファイル内容を取引先PCで表示させるためのビューアなどが備わると良いですね。
お客さまの声
「セキュリティは、非常に重要な課題です。」
「情報漏えいの危険に対し、全社的な対策が施されたことで、社員の安心感が増しました。 CompuSecの導入により、中外テクノスの情報漏えい対策は大きく進歩したと考えます。キヤノンITソリューションズには、今後も高い技術とサポートの両面で倍旧の支援をいただければと思います。」
活用イメージ
活用イメージ
データ暗号化により、取引先の機密データのセキュリティを確保
排水や排煙など、各工場の環境対策状況に関する実際値データを格納したPCからの情報漏えい対策が完備されました。高速で安定性の高い、暗号化製品を導入したことにより、技術社員の業務に負担をかけることなく、セキュリティの確保ができるようになりました。その結果、社員に対して安心感を与え、働きやすい環境に改善されました。取引先の機密情報が含まれる持ち出しPC に対してデータ暗号化を施し、セキュリティ確保は万全な管理状況下にあるという説明が取引先へできるようになりました。
お客さまプロファイル
中外テクノス株式会社
設立 1953年
従業員数 962名
事業内容 環境事業、構造物エンジニアリング事業、計装情報事業、工業エンジニアリング事業、電機情報システム 事業、工業技術事業、R&D事業など、製造業、土木建築業、官公庁など向けにトータルなサービスを提供
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