-- ウイルス対策製品の購入にあたり、最も重視する条件は何でしょうか。
動作の軽さです。私にとって、マシンが重くなるのは絶対悪です。特にウイルス対策などセキュリティ製品がマシンのリソースを食うことは、まず感覚的に許し難く、さらに業務ロジックの上でも必然性を感じない。
業務で主に使うのはノートPCです。ノートPCを買ってきたら、まずプレインストールされているソフトウエアを全部消し去り、その後で必要なものだけを再インストールします。今使っているノートPCに付属していたウイルス対策ソフトは正直言って、遅かった。4200回転のHDDでは、遅さが体感できたほどです。直ちにアンインストールしました。代わりにNOD32をインストールしました。
-- 大江様にとってのウイルス対策製品のメリットは何でしょうか。
メリットは何かと聞かれると困りますね。正直なところを言います。セキュリティが重要であること。それを理解してなお、やはりウイルス対策ソフトは、ユーザーにとって『メリット』のないソフトウエアだと、まずは言い切りたい。NetBSD(PC-UNIX)の利用者である私個人の話で言えば、ウイルスは来ることは来ますが、感染の可能性は非常に低いのです。
-- となると大江様にとってのウイルス対策製品の意義は…。
私にとってではなく、国立天文台の職員にとってという意味合いでお話しいたします。国立天文台全体では、Windows、MAC、UNIXを使う人がいます。Windowsのみ、MACのみ、UNIXのみを使う人、これらを混ぜて使う人など様々です。もしWindows環境であれば、メール以外に、Webやファイルなど様々な感染経路があり、ウイルス対策ツールは必須のソフトウエアでしょう。
ウイルスを外から来る「魔」のような物と思うなら、ではウイルス対策ソフトは「魔よけのお札(ふだ)」とも言えるでしょうか。大事なソフトだとは思いますが、それでもお札はお札ですから、システムリソースを食べてマシンを遅くしたりしてほしくありません。ウイルス対策ソフトは、軽いのがいちばんです。
ここまで言えば、NOD32を選んだ理由は明白でしょう。ダントツ圧倒的な軽さが決め手です。ネットでも軽いと評判でしたが、実際に使ってみても、やはり思います。NOD32は軽い。
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