1.1 Daemon options
[Daemon options]では、システムの基本的な設定が行えます。
(A) Performance
項目 | 既定値 | 概要 |
---|---|---|
Threads | 2 | 検査スレッド数の設定 |
Run as user | esets | デーモンを実行するユーザー名の設定 |
Cache size | 50000 | [Smart optimization]の設定で利用する検査済みファイルの保存数の設定([0]は保存しない) |
(B) Logging
項目 | 既定値 | 概要 |
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Syslog facility | daemon | Syslogファシリティの設定 |
Syslog class | error,warning,summall,part | Syslog クラスの設定(項目の設定)
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Summ log format | vdb=%vdb%, agent=%agent%, name="%name%", virus="%virus%", action="%action%", info="%info%", avstatus="%avstatus%", hop="%hop%" | 通常のファイルの検査ログのフォーマットの設定 |
Part log format | vdb=%vdb%, agent=%agent%, name="%name%", virus="%virus%", action="%action%", info="%info%" | 特定ファイル(アーカイブファイルなど)の検査ログのフォーマットの設定 |
Disklogs lifetime | 90 | ESET Remote Administrator送信用ログの有効期限(日数)の設定 ※設定した日数以前のログを削除します。 |
Disklogs optimize percent | 25 | ESET Remote Administrator送信用ログの最適化の設定 ※使用されていないエントリの割合が設定した値よりも大きくなったら最適化を行います。 |
(C) Proxy
項目 | 既定値 | 概要 |
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Proxy address | - | プロキシサーバーのIPアドレスまたはホスト名の設定 |
Proxy port | 3128 | プロキシサーバーのポート番号の設定 |
Proxy username | - | プロキシ認証を行う場合のユーザー名の設定 |
Proxy password | - | プロキシ認証を行う場合のパスワードの設定 |
(D) Paths
項目 | 既定値 | 概要 |
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Socket file | /tmp/esets.sock | ソケットファイルのパスの設定 |
(E) Remote Administration Client
※サーバー専用ウイルス・スパイウェア対策ソフトESET File Security for Linux / Windows Serverでは、本機能はご利用いただけません。
項目 | 既定値 | 概要 |
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Primary RAS address | - | プライマリのESET Remote Administrator ServerのIPアドレスまたはホスト名の設定 |
Primary RAS port | 2222 | プライマリのESET Remote Administrator Serverのポート番号の設定 |
Primary RAS password | - | プライマリのESET Remote Administrator Serverのパスワードの設定(設定している場合のみ) |
Secure primary RAS | yes | 間違ったパスワードを入力した場合、クライアントの非認証アクセスを有効にしたプライマリサーバーに接続しない設定 ※1 |
Secondary RAS address | - | セカンダリのESET Remote Administrator ServerのIPアドレスまたはホスト名の設定 |
Secondary RAS port | 2222 | セカンダリのESET Remote Administrator Serverのポート番号の設定 |
Secondary RAS password | - | セカンダリのESET Remote Administrator Serverのパスワードの設定(設定している場合のみ) |
Secure secondary RAS | yes | 間違ったパスワードを入力した場合、クライアントの非認証アクセスを有効にしたセカンダリサーバーに接続しない設定 ※1 |
Interval | 10 | サーバーへの接続間隔の設定(分単位) |
※1:ESET Remote Administrator側で「クライアントの非認証アクセス」を有効にしていると間違ったパスワードを入力しても接続できます。ただし、通信が暗号化されるのはパスワードが一致した場合だけで、間違ったパスワードを設定した場合、通信は暗号化されません。この機能を有効にすると間違ったパスワードを設定した場合、ESET Remote Administratorと通信ができなくなります。
(F) ThreatSense.Net
項目 | 既定値 | 概要 |
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Collect | no |
ESET Live Gridの早期警告システムの有効/無効の設定 ※この機能を有効にすると不審なファイルや匿名の統計情報をESETラボに提出します。なお、ESET Live Gridとは、ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズのユーザーのデータベースからリアルタイムに作られた、クラウドベースのホワイトリストを利用してマルウェアを検出するシステムです。 |
Send target | ras,eset | データの送信方法の設定
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Send files | update | 不審なファイルを提出する/しないの設定
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Send statistics | update | 匿名の統計情報を提出する/しないの設定
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Exclude from submission | *.doc:*.rtf:*.xl?:*.dbf:... | 送信を除外したいファイルの拡張子の設定 |
Contact email (optional) | - | 連絡先の電子メールアドレスの設定 ※連絡先の電子メールアドレスは不審なファイルとともにESETに送信されます。詳細な情報が必要な場合、この電子メールアドレスに連絡させていただく場合があります。電子メールアドレスの入力は任意です。さらなる情報提供をお願いする場合以外にESETから連絡することはありません。 |