ESET File Security for Linux設定リファレンス

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h2 4 MIRDの設定

[MIRD]セクションでは、ESET File Security for Linuxの内部HTTPサーバーである「Mirror http daemon」を利用してウイルス定義データベースを配布する設定が行えます。
※本機能は、サーバー専用ウイルス・スパイウェア対策ソフトESET File Security for Linux / Windows Serverではご利用いただけません。

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h3 Private options プライベートオプション

(A) Mirror http daemon

項目 既定値 概要
Listen address - ミラーサーバーのIPアドレスの設定
Listen port 2221 ミラーサーバーのポート番号の設定
Authentication method none 認証方法の設定
Username - 認証方法を有効にした場合、アクセスに使用するユーザー名の設定
Password - 認証方法を有効にした場合、アクセスに使用するパスワードの設定

(B) Performance

項目 既定値 概要
Enable agent no 「Mirror http daemon」を有効にする/しないの設定
Client's timeout 30 クライアントのタイムアウトの設定(秒単位)

 

h3 Common options

(C) Logging

項目 既定値 概要
Syslog facility daemon Syslogファシリティの設定
Syslog class error,warning,summall,part Syslog クラス(項目の設定)
  • error:エラーレベルのログ
  • warning:警告レベルのログ
  • summall:検査したすべてのファイルのログ
  • summ:検査したファイルのログ(ウイルスに感染したファイルのみ)
  • partall:検査したすべての特定ファイル(アーカイブファイルなど)のログ
  • part:検査した特定ファイルのログ(ウイルスに感染した特定ファイルのみ)
  • info:情報レベルのログ
  • debug:デバッグレベルのログ