ESET File Security for Linux設定リファレンス

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h2 7 コンフィグレーションファイル(esets.cfg)での設定

ESET File Security for Linuxの各種設定は、コンフィグレーションファイル(/etc/opt/eset/esets/esets.cfg)を直接編集することでも行えます。コンフィグレーションファイルは、[global]セクション、[wwwi]セクション、[mird]セクション、[pac]セクション、[dac]セクションなどのように設定項目ごとに分類されており、各セクションすべてがWebインターフェースと同じ設定が行えます。なお、コンフィグレーションファイルを直接編集した場合は、変更した設定を反映するためにESET File Security for Linuxを再起動する必要があります。
ESET File Security for Linuxの再起動は、コマンドラインで以下のように入力します。

#/etc/init.d/esets restart

コンフィグレーションファイルの設定項目

セクション名 設定内容
global ESET File Security for Linuxの全般の設定が行えます。Webインターフェースの[Global]セクションと同じ設定が行えます。
wwwi Webインターフェースに関する設定が行えます。Webインターフェースの[WWWI]セクションと同じ設定が行えます。
mird ESET File Security for Linuxが搭載する「Mirror http daemon」を利用してウイルス定義データベースのアップデートを配布する場合の設定が行えます。Webインターフェースの[MIRD]セクションと同じ設定が行えます。
dac Dazukoを利用したオンアクセススキャン(リアルタイムスキャン)の設定を行えます。Webインターフェースの[DAC]セクションと同じ設定が行えます。

※この機能は、弊社ではサポート対象外となります。
pac ESET社が提供するオンアクセススキャン用ライブラリ(libesets_pac.so)を利用したオンアクセススキャン(リアルタイムスキャン)の設定を行えます。Webインターフェースの[PAC]セクションと同じ設定が行えます。
scan_deep 「deep」プロファイルの設定が行えます。Webインターフェースの[Profiles]セクションの「deep」プロファイルの設定と同じ設定が行えます。
scan_smart 「smart」プロファイルの設定が行えます。Webインターフェースの[Profiles]セクションの「smart」プロファイルの設定と同じ設定が行えます。
start 「start」プロファイルの設定が行えます。Webインターフェースの[Profiles]セクションの「startup」プロファイルの設定と同じ設定が行えます。