No.SBT5002
「Security Risks」または「Windows Security Center」が検出されるのは?
対象
質問
回答
なお、一度、除外した項目を元に戻す(検査対象とする)場合は、以下の手順を行ってください。
【各項目の詳細】
【注意事項】
対象
【製品名】 |
Spybot Search & Destroy |
【OS】 |
WindowsXP |
質問
2005-07-28以降の定義ファイルを更新すると、検査時に以下の項目が検出される。
- Security Risks
- Windows Security Center
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.FirewallOverride
(または Windows Security Center.FirewallOverride)
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.AntiVirusOverride
(または Windows Security Center.AntiVirusOverride)
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.UpdateDisableNotify
(または Windows Security Center.UpdateDisableNotify)
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.FirewallDisableNotify
(または Windows Security Center.FirewallDisableNotify)
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.AntiVirusDisableNotify
(または Windows Security Center.AntiVirusDisableNotify)
回答
Windows XP(Service Pack 2 以降)またはWindows Vista をご使用で、「Windows セキュリティセンター」において「ファイアウォール」、「自動更新」および「ウイルス対策」について、監視しない設定、または、警告を表示しない設定にしている場合にお問い合わせの項目が検出されます。
「Security Risks」または「Microsoft.WindowsSecurityCenter」(「Windows Security Center」)等は、スパイウェアではありません。
これらは、悪意のあるソフトウェアなどによって、Windows セキュリティセンターの設定が不正に変更されている可能性を警告するために検出されます。
各項目の詳細につきましては、こちらをご参照ください。
ご自身またはセキュリティ対策ソフトウェアによって、Windows セキュリティセンターの設定を規定値から変更している場合は、以下の手順で該当の項目を検査の対象から外してください。
なお、すでに除去された場合は、Windows セキュリティセンターを開いて、再度、設定を行ってください。
- Spybot Search & Destroy を起動します。
- 「ヘルプ」メニュー→「バージョン情報」にて、「最終更新: 」の日付を確認します。
日付が2006-09-26 以前の場合は、以下の手順 3 からまず更新を行ってください。
日付が2006-10-03 以降の場合は、手順 11 から除外設定を行ってください。
- 「Spybot S&D」の「保護」をクリックした後に「解除」ボタンをクリックし、常駐保護を解除します。
- 「Spybot S&D」の「更新」をクリックした後に「更新検索」ボタンをクリックします。
- 更新内容が表示され、各項目にチェックが入っていることを確認します。
- 「ダウンロード開始」ボタンをクリックし、定義ファイルをダウンロードします。
- 更新内容に緑色のチェックマークがつけば更新は完了です。
- 「Spybot S&D」の「保護」をクリックした後に「保護」ボタンをクリックし、常駐保護を開始します。
- Spybot Search & Destroy を再起動してください。
- 「ヘルプ」メニュー→「バージョン情報」にて、「最終更新: 」の日付が 2006-10-03 以降となっていることを確認します。
- 「Spybot S&D」の「検査の開始」をクリックし、検査を開始します。
- 検査の完了後、検出結果の中に以下の項目があるか確認します。
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.FirewallOverride
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.AntiVirusOverride
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.UpdateDisableNotify
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.FirewallDisableNotify
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.AntiVirusDisableNotify
- Microsoft.WindowsSecurityCenter.FirewallOverride
- 上記の項目が表示されている場合は、その項目の上で右クリックし、表示されたメニューから「この定義データを検査対象から除外」をクリックします。
なお、一度、除外した項目を元に戻す(検査対象とする)場合は、以下の手順を行ってください。
- Spybot Search & Destroyを起動します。
- 「設定」(画面左下に表示されています)をクリックして、表示される「定義データの除外」をクリックします。
※ 「設定」が表示されていない場合は、「モード」メニュー→「詳細モード」をクリックします。
- 「すべて」タブから該当の項目を探し、チェックをはずします。
【各項目の詳細】
名称 | 詳細 |
Microsoft.WindowsSecurityCenter.FirewallOverride (Windows Security Center.FirewallOverride) |
Windows セキュリティセンターのファイアウォールの「推奨される対策案」において、「自分でファイアウォール対策を行い、管理します」にチェックが入っている |
Microsoft.WindowsSecurityCenter.AntiVirusOverride (Windows Security Center.AntiVirusOverride) |
Windows セキュリティセンターのウイルス対策の「推奨される対策案」において、「自分でウイルス対策ソフトウェアをインストールし、管理します」にチェックが入っている |
Microsoft.WindowsSecurityCenter.UpdateDisableNotify (Windows Security Center.UpdateDisableNotify) |
Windows セキュリティセンターの「セキュリティセンターからの警告の方法を変更する」をクリックして表示される「警告の設定」において、「自動更新」にチェックが入っていない |
Microsoft.WindowsSecurityCenter.FirewallDisableNotify (Windows Security Center.FirewallDisableNotify) |
Windows セキュリティセンターの「セキュリティセンターからの警告の方法を変更する」をクリックして表示される「警告の設定」において、「ファイアウォール」にチェックが入っていない |
Microsoft.WindowsSecurityCenter.AntiVirusDisableNotify (Windows Security Center.AntiVirusDisableNotify) |
Windows セキュリティセンターの「セキュリティセンターからの警告の方法を変更する」をクリックして表示される「警告の設定」において、「ウイルス対策」にチェックが入っていない |
【注意事項】
- 検出項目名が、定義ファイルのバージョンによって異なる場合があります。
そのため、一度、除外設定を行った場合でも、別名で検出される場合があります。
その場合は、上記の手順によって再度検出された項目について除外設定を行ってください。