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セキュリティニュース
日本のオンラインバンキングの利用者のみ標的にするウイルスの対応状況について
[ 2013.2.19 更新 ]

ESETセキュリティ製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。

2013年2月に入ってから、日本のオンラインバンキングの利用者のみ標的にするウイルスが確認されております。このウイルスは、ウイルス作成ツール「Zeus」で作成されており、今までは、欧米で主に感染が確認されておりました。

このウイルスの感染すると、本来のオンラインバンキングのサイトに接続した途端、偽のユーザー名、パスワードを入力する画面が表示されます。利用者が、ユーザー名、パスワードを入力すると、入力された情報は、偽画面を表示するスクリプトによって記録され、攻撃者に送信されます。攻撃者は、その情報を元に、不正使用を行います。

本ページでは、このウイルスに関するESET製品の対応状況についてご案内いたします。
このウイルスは、ESET製品にて以下の通り検出されます。


■対応しているウイルス定義データベースと検出名

  • ※ 対応しているウイルス定義データベースのバージョンにより検出されるウイルス名が異なります。

2013年1月13日午後5時頃(日本時間)に配信されたウイルス定義データベースにて、下記の検出名で定義されました。

  • ウイルス定義データベース:7888 (20130113)
  • Win32/Kryptik.ASBE トロイの木馬
  • Win32/Kryptik.ASBEの亜種 トロイの木馬
  • Win32/Spy.Zbot.AAO トロイの木馬
  • Win32/Spy.Zbot.AAOの亜種 トロイの木馬

  • ※ ウイルス定義データベースのバージョンが上記のバージョン以降であれば、上記の検出名で検出されます。
  • ※ 今後、現在確認されているウイルスの亜種が発生する可能性があります。ウイルス定義データベースは常に最新のものをご利用いただきますようお願いいたします。


◆参考◆

 
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