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セキュリティニュース
POS端末に感染するウイルスの対応状況について
[ 2013.3.26 更新 ]

ESETセキュリティ製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。

Windows OSベースのPOS端末(*1)に感染するウイルスの開発が、アンダーグラウンドで開発が進められています。2012年後半に、米国やヨーロッパで流行したDexterの亜種となります。ESET社のウイルス研究所では、いち早く、サンプルを入手し、ESET製品のウイルス定義データベースで定義し、ヒューリステック/アドバンスド・ヒューリステックエンジンを対応させました。

このウイルスに感染すると、POS端末から、クレジットカード情報をインターネット経由で悪意のある第三者へ送信されます。悪意のある第三者は、入手した情報を使用して、物品を購入したり、キャッシングを行うなどします。

*1:POS端末とは、従来のレジスター(金銭出納機)の機能とバーコード・スキャナーを付加したもので、商品の売上、種類、数、販売の時刻を管理する機能をもっています。

本ページでは、このウイルスに関するESET製品の対応状況についてご案内いたします。
このウイルスは、ESET製品にて以下の通り検出されます。


■対応しているウイルス定義データベースと検出名

2013年3月13日午後9時頃(日本時間)に配信されたウイルス定義データベースにて、下記の検出名で定義されました。

  • ウイルス定義データベース:8112 (20130313)
  • Win32/Spy.POSCardStealer.K トロイの木馬
  • Win32/Spy.POSCardStealer.Kの亜種 トロイの木馬

  • ※ ウイルス定義データベースのバージョンが上記のバージョン以降であれば、上記の検出名で検出されます。
  • ※ 今後、現在確認されているウイルスの亜種が発生する可能性があります。ウイルス定義データベースは常に最新のものをご利用いただきますようお願いいたします。


◆参考◆

 
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