ESETセキュリティ製品は、DNS Changerとその亜種をWin32/DNSChangerという名称にて検出し、削除します。
しかしながら、DNS Changerは感染コンピュータのネットワーク設定を変更しているかもしれません。

DNS Changerの詳細や、何らかの対処が必要かどうかの判断方法については以下をご確認ください。

DNS Changerは、インターネット通信を悪意のあるDNSサーバへ誘導するマルウェアです。WindowsとMacが影響を受けます。

DNS Changerボットネットは2011年11月にストップされ、感染コンピュータを修復する猶予期間として、正常なDNSサーバが新規に用意されました。
しかしながらこの正常なDNSサーバは一時的なものであり、2012年7月9日に停止されます。
もしコンピュータがDNS Changerに感染していた場合、そのコンピュータは未だにこの一時的なDNSサーバを利用している可能性があります。

1. ESETは、以下のいずれかのフリーWebサイトにてDNS設定のチェックを行うことができます。以下のWebサイトは、ESETにて検証されています。
   
   • 北アメリカ Webサイト: http://www.dns-ok.us/
   • ヨーロッパ Webサイト: http://dns-changer.eu/
2. 「DNS Resolution = Red,」という赤色のメッセージが表示された場合、以下のナレッジベースを参考に問題を解決してください。
   
   • DNS Changerに感染した場合の修復方法について

ESETセキュリティ製品をインストールしていないユーザは、ESETオンラインスキャナ(Windowsのみ対応)または体験版(Windows、Mac対応)を用いてコンピュータの検査を行ってください。

• ※ 本ページの情報は、2012年7月6日時点でESET社のホームページにて公開されている情報をもとに作成しております。